古地図ウォークで江戸の歴史に迫る!

Web版TRY

2017/05/27

 歴史と地図というキーワードがあると、普通の街並みが違った景色に見えてくる。シンプルながらも老若男女に人気のNHK『ブラタモリ』の話をしていたところ、古地図ウォークという良企画を発見! 約半年前に始まって以来、延べ1万人以上もの人が参加しているということで、TRYチームもワクワクしながら出かけてきました。

 この日の集合場所は、JR浅草橋駅から徒歩3分ほどにある浅草見附跡。ここは江戸城の警護のため、36カ所に設けられた見附のひとつだそう。さっそく、大きな古地図を広げて、江戸時代の「明暦の大火」のお話からツアーが始まります。実に10万人もの人が亡くなったという大火事をキッカケに、新たに両国橋が造られたとか。そんな両国橋を目指すコースの途中にある神田川にある柳橋付近は、江戸時代は料亭が並んでいた場所で、柳橋芸妓で知られる場所。こちらで佃煮屋を営む「小松屋」さんでは、ご主人と娘さんが、三味線と小唄『梅は咲いたか』を聴かせてくれました。

 この付近は、江戸時代には花火大会でも賑わっていたということで、かけ声にもなっている「たまや」「かぎや」の由来の話も。江戸時代の二大花火師の屋号で、当時は「玉屋」の評判が上回っていたため、「たまや」のほうがメジャーになっているそう。がしかし、「玉屋」は火事を出してしまい、江戸を追放されるも、「鍵屋」は幕府御用達にという、そこには切ない歴史が。火事のたびに街が代わり、地図も変わっていくという、江戸の火事と祭りエピソードは、古地図ウォークならでは。明暦の大火の裏にある、怪談めいた「振袖火事」や、「本所七不思議」など、今は普通にビルが立ち並ぶ東京の街には、数々の伝説が残されており、どの話も楽しく聞かせていただきました。

 そして両国橋を渡ってからは、「忠臣蔵」の話へ。討ち入りが始まった場所や、吉良上野介が殺されていた場所から引き上げルートまで、古文書を元にした裏エピソードが満載です。吉良邸のあった場所を2つに分けて、本所松坂町1丁目と2丁目に分かれたそう。これまた火事で更地になったとか、江戸時代、どれだけ火事多かったの!? と突っ込まずにはいられません。

 吉良邸跡を訪れたあとは、勝海舟生誕の地である両国公園でお弁当が配られ、ランチタイム休憩に。午後は旧安田庭園と、ボリューム満点ながらも、のんびりとした散歩旅なので疲労感はありません。GLOW世代で歴史や『ブラタモリ』ファンなら、たまらない企画だと確信。今回は両国の回でしたが、他にも、吉原、湯島、深川、小石川など、シブいコースが満載です。史跡を巡り、丁寧な解説とともに江戸時代の文化や風習が学べるこの企画、意外な発見があってクセになりそう!

(マンガ&イラスト:小迎裕美子 取材・文:根岸聖子 写真:竹下アキコ)

 

江戸ぶらり古地図ウォーキング

問い合わせ先 : 阪急交通社
住所 : 東京都目黒区青葉台3-6-28
電話番号 : 03-6745-1310
受付時間 : 月~金9:30~17:30、土日祝9:30~13:30
※テーマ別に全10回の日帰り旅シリーズ。参加費は各3990円~。
http://www.hankyu-travel.com/k/tyo-d/edo_walking_/

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