ジョエル・ロブション 来日35周年記念ガラディナーにお伺いしました!

こんにちは。ファッション担当ですが、フランス料理好きでもあるYです。

2008年以降、ミシュラン3つ星を獲得し続けている素晴らしいレストラン「シャトーレストラン ジョエル・ロブション」にて、ジョエル・ロブション氏来日35周年を記念したガラディナーが行われ、私もお伺いさせていただきました!
 
今回のディナーは、ロブション氏が初来日した1976年から、1981年に「ジョエル・ロブション」の前身である「ジャマン」をパリでオープンするまでの5年間の料理を再構成したメニューだそうです。

まずは、ジョエル・ロブション氏と料理評論家・山本益博氏の対談からスタート。

P1140847

1976年にロブション氏が初めて来日した際の思い出話や、山本氏が「ジャマン」を訪問した時の話など、ロブション氏の当時のエピソードを聞くことで、これから出てくるお料理への理解を深め、期待も高まります。

そしていよいよガラディナーが始まります!

アミューズ・ブッシュ1品目は「さわやかなトマトムースとのコンビネーション(1976年)」。

P1140861

ムースはトマトの酸味&甘さとクリーミーさのバランスが絶妙です。真っ赤なトマトソースの周囲には、パセリのソースで丁寧にピンドットのデコレーションが施され、可愛らしいひと皿に仕上がっています。隣のミニトマトの写真は今回料理を担当したシェフのアランが撮影したものだそうです。35年前のメニューとは思えない、モダンな雰囲気です。

2品目は、「万寿貝にデュクセルとブールデスカルゴをのせロースト(1981年)」したひと皿。

P1140869

当時はハマグリを使っていたそうですが、万寿貝の上品な甘さのある身とエスカルゴバターの濃厚さがよくマッチしています。小さい貝や海藻、塩を使ったデコレーションで、まるで海の中にあるかのような演出が素敵です(貝のまわりの黒色はお皿の色です)。

アミューズと一緒に出たシャンパンは、すっきりとさわやかな飲み口が魅力の「シャンパーニュ ブリュット 『プルミエール キュヴェ』 ブルーノ・パイヤール」と、「最高級」という名前にふさわしい芳醇な香りと味を併せ持つ「1995 N.P.U.(ネ・プラス・ウルトラ) ブルーノ・パイヤール」の2種類。シャンパンとして素晴らしいですし、お料理とのマリアージュもバッチリです。

次は、「活ホタテ貝と根セロリ フレッシュトリュフのサラダ なめらかな根セロリのヴィネグレットを添えて(1981年)」。

P1140879

厚みがあってプリップリの帆立は、ちょうどいい火入れで甘さも引き出されていて、そこに根セロリのヴィネグレットの風味とフレッシュトリュフの香りが加わったら……もう最強の美味三重奏です♪

魚料理は「ブルターニュ産テュルボ 極上キャビアをのせ インカのめざめのフォンダンをエスコート(1979年)」。

P1140881

テュルボとは平目のことです。透き通るように透明感のある平目の白い身と、黒い宝石のようなキャビアのモノトーンの取り合わせは、見た目からして洗練されています。口に入れると、淡白な平目とキャビアの塩気がちょうどいいバランス。付け合わせのインカのめざめ(という種類のジャガイモ。甘味の強さが特徴)のフォンダンも美味しくて、名脇役です。

合わせた白ワインは、「2005 モンラッシェ グランクリュ ドメーヌ バロン・テナール」。香り高く気品のあるワインです。

肉料理は「ブレス産ピジョン フォアグラと共にちりめんキャベツで包みヴァプール キュイスのサラダと共に(1981年」。

P1140894

一瞬、「ロールキャベツ?」と思ってしまいますが、ナイフを入れると……
P1140898

赤いピジョン(鳩)とフォアグラがぎっしり!!
ほとんどレアに近いようなピジョンは、それほどクセが強くないので食べやすく、トロ〜ッと口の中でとろけるフォアグラと甘〜いちりめんキャベツが素晴らしくマッチします! 

ここに一緒に出たのが、ロブション氏初来日の年の赤ワイン「1976 ポマール 1er クリュ グランゼプノ ドメーヌ・ミッシェル・ゴヌー」!! さすがの芳香と深い味わいにノックアウト!
P1140889

キュイス(骨付きモモ)のサラダも香ばしくて美味しいです♪
P1140903

そしてさらに、フロマージュと貴腐ワイン「2005 ソーテルヌ シャトー ドワジー デーヌ」。
P1140907

P1140906

よく熟成されたフロマージュと、トロリとリッチな甘さとほんのりとした酸味がたまらない貴腐ワインの組み合わせは、幸せすぎる気分になります。

デセールは「紅玉リンゴとレーズンのタルトクランブル バニラのグラス添え(1981年)」。

P1140911

温かいリンゴとレーズンのタルトは、クランブルのホロホロと食感がおもしろく、ここに冷たいバニラのアイスクリームがとろけると、最高の味わいになります! お皿のりんごの絵も可愛いですよね♪

最後はカフェ(私はシナモン抜きカプチーノをチョイス)とミニャルディーズで締め。
手前のマンゴーのキャラメルが特に絶品でした♪

P1140916

全体を通してみると、とても30〜35年前のメニューとは思えず、今でも十分以上に美味しくモダンだと感じるお料理ばかりでした! 素晴らしい料理は、永遠に古くなることなく、新鮮な感動を人々にもたらし続けたまま、引き継がれていく力を持っていることを、しみじみと実感しました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

タグから探す

GLOW通信を購読する

Twitterでフォロー

RSSで購読

RSSファイル

follow us in feedlyfeedlyで購読

メルマガを購読